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2026/03/19

【はじめての金融教育】お金ってなに?お金の役割と仕組み

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2020年度から小学校で金融教育が始まるなど、学校でお金について学ぶ機会は増えつつあります。しかし、金融教育は学校だけに任せるものではなく、家庭で教えることも大切です。

特に、3歳から小学校低学年くらいまでは、マネーリテラシーの土台をつくる重要な時期です。この時期にお金の基本的な考え方を身につけることが、将来の健全な金銭感覚につながります。

そこでこの記事では、「お金とは何なのか」を小さなお子さんにも伝えやすいようやさしく解説します。

#子育て #金融教育 #マネーリテラシー #おこづかい

お金とは「ありがとう」の気持ちを形にしたもの

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お金は「ありがとう」の気持ちを形にしたものです。人は働いてだれかの役に立つことで、そのお礼としてお金を受け取ります。

たとえばパンは、パン屋さんが作ってくれるから買うことができます。私たちはパンを受け取ったら、「ありがとう」とお金を払います。パン屋さんは受け取ったお金で小麦粉やバターなどの材料を買い、売ってくれた人へ「ありがとう」がまた届けられます。

こうしてお金は、「ありがとう」の気持ちを伝えながら人と人との間をぐるぐると回っています。

昔は「もの」と「もの」を交換していた

昔は今のようなお金がなかったため、欲しいものがあるときは自分で持っている「もの」と「物々交換」して手に入れていました。

たとえば、海の近くに住んでいる人は魚を釣ることができますが、木の実やきのこはあまりとれません。反対に、山の近くに住んでいる人は木の実やきのこはとれますが、魚を釣ることはできません。そこで、海の近くの人が魚を渡し、山の近くの人が木の実やきのこを渡すというように、お互いが持っているものを交換することで欲しいものを手に入れていました。

しかし、魚などは時間がたつと傷んでしまううえ、相手がその品物をほしくない場合は交換できません。また、「魚と木の実をそれぞれどのくらい渡せばいいのか」を決めるのが難しいという問題もあります。こうした不便さを解決するために生まれたのが「お金」です。

お金の3つの役割

お金には、「交換する」のほかに「ものの値打ちを表す」「貯めておく」という役割があります。

ものやサービスと交換する

お金は、欲しいものやサービスと交換することができます。

たとえば、お金を払うとお菓子を買えたり、電車に乗れたりします。物々交換のように「交換できる相手」を探す必要がないため、お金があれば欲しいものを簡単に手に入れることができます。

ものの価値を表す

お金は、ものの価値を表す「ものさし」のような役割もあります。

たとえば、リンゴとメロンの価値は人によって感じ方が違います。メロンよりリンゴが好きな人は、メロン1個よりリンゴ1個のほうが価値があると思うかもしれません。

しかし、リンゴに100円、メロンに1,000円の値札がついていれば、どちらの方が高いかすぐにわかります。このように値段がついていることで、私たちはものの価値を比べながら買い物できます。

貯めておく

お金は、あとで使うために貯めておくこともできます。

たとえば、魚は時間がたつと傷んで価値が下がってしまいます。物々交換の時代なら、海が荒れて魚が釣れない日が続くと、欲しいものがあっても交換するものがなくなってしまいます。

しかし、魚がたくさん釣れたときにお金と交換しておけば、そのお金をあとで使うことができます。お金なら長く持っていられるため、必要なときに欲しいものと交換できます。

お金にはどうして価値があるの?

1,000円札は、見た目だけでいえばただの紙です。それでも1,000円として使えるのは、国が「このお札は1,000円として使えます」と決めているからです。だから、私たちはお店で1,000円札を出すと1,000円分の買い物ができるのです。

つまり、お金は紙や金属そのものに価値があるのではなく、「これはお金として使える」とみんなが知っていることで価値が成り立っているのです。

子どもへのお金の価値の伝え方

子どもにお金の価値を伝えるには、日常生活の中で実際に体験させることが大切です。買い物やおこづかいを通して、少しずつ金銭感覚を身につけられるようサポートしましょう。

一緒に買い物に行く

買い物は、お金の価値を学ぶよい機会です。スーパーなどに一緒に行き、「このお菓子はいくらかな?」「100円と200円のお菓子ならどっちが高いかな?」と声をかけてみましょう。

また、「今日はおやつを500円までにしよう」と決めて選ばせるのも良いでしょう。決められた金額の中で何を買うかを考えることで、「お金には限りがあること」や「どれを選ぶか考えること」を自然に学ぶことができます。

少額からおこづかいを渡す

おこづかいも、お金の使い方を学ぶよい機会になります。はじめは月に500円など、少額から始めるとよいでしょう。

たとえば、欲しいおもちゃが1,500円だった場合、「毎月500円のおこづかいを3ヵ月貯めると買えるね」と声をかけてみましょう。すると子どもは、「あきらめる」か「貯めてから買う」かを自分で考えられるようになります。

生活の中でお金の大切さを伝えよう

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お金はただの紙や金属ではなく、人から人へ「ありがとう」をつなぐ大切な仕組みです。ものと交換できる、価値を比べられる、貯めておけるといった役割があることで、私たちの生活は便利になっています。

お金の大切さは言葉で説明するよりも、買い物やおこづかいなど日常の体験を通して伝えることで身に付きます。身近な場面で少しずつお金について話しながら、子どもが自分で考える力を育てていきましょう。

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