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2026/03/02

2026年4月から値上がりするものとは?実践したい値上げ対策も紹介

画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/24284367

2025年は、原材料価格の上昇や円安、物流費の高騰を背景に2万品目で値上げが実施されました。2026年に入り値上げラッシュはいったん落ち着きを見せたものの、4月はさまざまな分野で値上げが予定されています。

この記事では、2026年4月に値上げ予定の品目や値上げ率に加え、値上げの理由や実践したい対策についてもわかりやすくお伝えします。

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2026年4月の値上げ品目一覧

画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/24284369

2026年4月から、次のような品目で値上げが発表されています。

  • 食品(調味料や即席麺等)
  • 酒類
  • 電子たばこ
  • 電気・ガス代
  • 国民年金保険料

それぞれ詳しく見ていきましょう。

食料品はマヨネーズや即席麺などが値上げ

食品の値上げは去年までに一巡し、2026年に入ってからはペースが落ち着いてきました。しかし、4月は年度初めにあたることもあり、酒類を含む食品分野で2,278品目の値上げが予定されています。

値上げの主な理由には、原材料費や包材費、物流費、人件費などの上昇が挙げられています。

家庭向け製品で4月から値上げを発表している主な企業と品目、値上率は次の通りです。

企業名対象値上げ率
味の素マヨネーズおよびマヨネーズタイプ製品(家庭用6品種、業務用12品種)6~10%
ハウス食品グラタン、おでんの素(計7品目)13~17%
日清食品即席袋麺、即席カップ麺、即席カップスープ(計27品種)5~11%
森永乳業飲料、アイス、家庭用チーズ(計6品目)4.8~15.8%

出典:
家庭用・業務用マヨネーズおよびマヨネーズタイプ製品出荷価格改定のお知らせ | 味の素株式会社 ニュースルーム
家庭用製品(グラタン・おでんの素)の価格改定のお知らせ|ハウス食品
価格改定ならびに内容量変更のお知らせ | ニュースリリース | 日清食品グループ
一部商品における容量変更および価格改定のお知らせ|森永乳業

酒類は焼酎やウイスキーなどが値上げ

酒類では原材料価格や輸送コストの上昇を背景に、以下の値上げが予定されています。

企業名対象値上げ率
雲海酒造本格焼酎(「木挽BLUE」「そば雲海」「いいとも」「大河の一滴」など124品目)6~15%
サントリーウイスキー(「響」「山崎」「白州」)、焼酎等(「鏡月Green」「大隅OSUMI」「ソウルマッコリ」など10ブランド)、輸入ワイン(「カルロ ロッシ」「タヴェルネッロ」など26ブランド)2~20%

出典:
本格焼酎 価格改定のお知らせ|雲海酒造
ウイスキー・焼酎・輸入ワイン 一部商品の価格改定について | ニュースリリース | サントリーホールディングス

例えば、「響 700ml」の希望小売価格は税抜7,500円から8,000円に上昇します。値上げは小売だけでなく業務用も対象となるため、飲食店での価格にも影響します。

たばこ税の増税で加熱式たばこが値上げ

防衛力強化の財源を確保するため、たばこ税は段階的に増税されます。まずは紙巻きたばことの税負担差を解消するため、加熱式たばこの値上げが2026年4月から実施されます。

あわせて、フィリップ・モリスでは紙巻きたばこ「マールボロ」シリーズも値上げします。

企業名対象値上げ幅
JT加熱式たばこ「プルーム」「ウィズ」用たばこスティック及びたばこカプセル(計37銘柄)1箱あたり20~30円
フィリップ・モリス加熱式たばこ用スティック「テリア」シリーズ(27銘柄)、「センティア」シリーズ(19銘柄)、「ミックス」シリーズ(4銘柄)1箱あたり40~50円
紙巻きたばこ「マールボロ」シリーズ(16銘柄)1箱あたり20円

出典:
加熱式たばこに係る課税方式の見直しに伴うたばこの小売定価改定の認可申請について | JTウェブサイト
たばこ製品の小売定価改定の認可申請について|フィリップ モリス ジャパン

たばこ税は今後も増税が予定されており、加熱式たばこは今年10月1日にも同程度値上がりする見込みです。また、2027、2028、2029年には加熱式たばこと紙巻きたばこの両方で増税が実施されます。

関連記事:たばこ税の増税はいつから?増税の理由や値上げのスケジュールも解説

電気・ガス代は補助金終了により値上げ

電気やガスの使用量が増える冬場の家計を支えるため、2026年1~3月の使用分を対象に「電気・ガス料金支援」がおこなわれています。平均的な使用量で計算すると、電気とガスの値引き額の合計は1月が約3,200円、2月が約3,100円、3月が約1,000円程度です。

この支援は3月で終了し、4月以降の使用分は値引きがなくなるため、電気やガス料金は実質的な値上げとなります。

国民年金保険料は物価や賃金の上昇に合わせて値上げ

国民年金保険料は、物価や賃金の上昇に合わせて毎年4月に調整されます。2026年度の国民年金保険料額は月額17,920円で、2025年度の17,510円から410円引き上げられます。

なお、2026年度の厚生年金保険料率は18.3%で変更はありません。

参考:令和8年度の年金額改定についてお知らせします|厚生労働省

実践したい値上げ対策

帝国データバンクの『「食品主要195社」価格改定動向調査 ― 2025年通年/2026年見通し』によると、値上げは去年までに比べるとペースダウンするものの、上昇傾向は続く見込みです。そこで、家計を守るために実践したい値上げ対策をご紹介します。

値上げ対策①買いだめする

調味料やお酒など保存が可能な商品は、値上げ前にまとめて購入しておくことで、家計の負担を軽減できます。

ただし、過度に買いだめをすると在庫がある安心感から無駄に消費してしまい、結果として節約にならない可能性もあります。必要量を見極めて計画的に購入することが大切です。

対策②電力・ガス会社やプランを見直す

電力・ガスの自由化により、供給エリア内であれば契約する電力会社やガス会社を自由に選ぶことができます。携帯電話やネット回線とまとめるとお得になる場合も多いため、比較して自分に合った会社を選ぶと良いでしょう。

また、電気料金は同じ会社でも複数のプランがあり、家族の人数や電気を使う時間帯に応じたものを選ぶことで、節約できる可能性があります。

さらに、省エネ家電への買い替えやこまめな節電、お風呂の追い炊きを減らすなどの工夫もあわせると、より光熱費の削減が期待できます。

対策③国民年金保険料は前納がお得

国民年金保険料は、毎月納めるよりも前納することで割引が適用され、支払総額を抑えられます。例えば2026年度の割引額は次の通りです。

  2年前納1年前納6ヵ月前納当月末振替
(早割)
毎月納付
1回あたりの納付額
(2026年度)
納付書払い
クレジットカード払い
418,510円211,220円106,650円17,920円
口座振替417,150円210,530円106,300円17,860円17,920円
割引額
(毎月納付との比較)
納付書払い
クレジットカード払い
16,010円3,820円870円
口座振替17,370円4,510円1,220円60円

出典:令和8年度における国民年金保険料の前納額について

前納には半年払い、1年払い、2年払いの選択肢があり、支払期間が長いほど割引額も大きくなります。ただし、一度にまとまった金額を支払う必要があるため、家計の状況を考慮し、無理のない範囲で活用するとよいでしょう。

4月からの値上げに向けて対策しよう!

画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/34216547

2026年4月からは、食品や光熱費など身近な分野で値上げが予定されています。原材料費や人件費の高騰も続いており、物価は今後も上昇傾向が続くと見込まれています。

家計への負担を少しでも抑えるためには、値上げの内容を早めに把握するとともに日々の支出を見直すことが大切です。できることから取り組み、安心して暮らせる家計を目指しましょう。