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2026/01/30

【2026年衆院選】消費税減税など各党の選挙公約を比較

画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/34163395

2026年2月8日(日)は、第51回衆議院議員選挙の投票日です。1月23日の衆議院解散からわずか16日後という戦後最短の日程で、465の議席をかけた真冬の選挙戦が繰り広げられます。有権者は、短い期間の中で投票先の判断を求められることになりました。

本記事では、各党の消費税減税に対する考えを比較するとともに、主な公約を紹介します。投票先選びの参考としてお役立てください。
#消費税 #選挙 #選挙公約 #衆議院選挙

消費税に対する公約を比較

画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/34085443

今回の総選挙で重要な争点となるのが、消費税対策です。多くの党が消費税減税を目玉政策に挙げていますが、減税率や対象品目、期間などは次のように異なります。

政党名対象期間税率等
自由民主党食料品2年間0%で検討を加速
中道改革連合食料品恒久的0%
日本維新の会食料品2年間0%
国民民主党一律実質賃金の持続的プラスまで5%
参政党一律 段階的廃止
共産党一律 廃止を目指し、ただちに5%
れいわ新選組一律 廃止
日本保守党食料品
(酒類含む)
恒久的0%
社会民主党一律 0%
チームみらい減税はしない

平均的な4人家族世帯(働く世帯主、専業主婦、子ども2人)の場合、年間に支払う消費税額は平均29.5万円程度です。ここから食料品の軽減税率を0%にすると年間6.4万円程度、一律5%に減税すると年間14.1万円程度の負担軽減になると試算されています。

物価高が家計を圧迫する中、消費税の減税は多くの家庭にとってありがたい政策と言えるでしょう。一方で、減税による税収減をどのように補うのかなど、財源についても注目が必要です。

政党ごとの衆院選公約のポイント

ここからは、各党が掲げるスローガンや主な公約を紹介します。政策の詳しい内容は、各党のホームページで確認してみましょう。

自由民主党|日本列島を強く、豊かに

自民党は、国民の理解と支持を得たうえで新しい政策を推し進めたいとして、解散総選挙に踏み切りました。支持率の高い高市総理を前面に押し出した選挙戦を繰り広げると見られています。

<自民党の衆院選公約のポイント>

経済・地方・「責任ある積極財政」で投資のための新たな予算枠を設定
・市場の信認を得て複数年度の機動的な財政出動
・地方に投資呼び込む 「地域未来戦略」
外交・安全保障・中国と建設的かつ安定的な関係を構築
・2026年中に安保関連3文書を改定。防衛装備移転三原則の5類型を撤廃
・インテリジェンス機能を抜本強化
社会保障・外国人政策・「給付付き税額控除」へ制度設計
・飲食料品2年間消費税ゼロの実現に向け国民会議で財源など検討加速
・労働時間規制の運用・制度を検討
・外国人の住宅・土地取得ルール見直し
憲法改正・政治改革・改憲4項目の実現。皇室典範の改正
・旧氏の通称使用の法制化
・衆院議員定数の1割削減は次期国会で
・政治資金のあり方は27年9月までに結論

参考:自由民主党

中道改革連合|生活者ファースト

中道改革連合は、今回の衆議院総選挙を前に立憲民主党と公明党とで結成した新しい政党です。これまで自民党と連立してきた公明党が最大野党の立憲民主党と手を組んだことが、選挙の構図にどのような影響を与えるのか注目されています。

<中道改革連合の衆院選公約のポイント>

物価高・生活支援・今秋から恒久的な食料品消費税ゼロ実現。財源は政府系ファンド
・学生に家賃補助や住宅提供
・奨学金減税、NISA減税
社会保障・中低所得者向けの「給付付き税額控除」 創設
・医療や介護などを維持しつつ社会保険料引き下げ
・「年収130万円の壁」解消
外交・安全保障・非核三原則を堅持しつつ、必要な防衛力で平和をつくる
政治改革・解散権の明確化
・企業・団体献金の規制強化、選挙制度改革とセットで議員定数削減
働き方改革・定年制の廃止、週休3日制の導入
・女性の正社員比率の公表義務付け

参考:中道改革連合

日本維新の会|動かすぞ、維新が

日本維新の会の衆院選公約は、自民党との連立政権合意書に盛り込んだ政策を前面に打ち出しています。

<日本維新の会の衆院選公約のポイント>

経済・地方・「副首都法」を制定し、東京一極集中から多極成長型に
・増税に頼らない成長重視の財政運営
・積極財政の財源を改革で生み出す
外交・安全保障・中国と経済面で互恵的関係構築へ対話
・安保関連3文書の前倒し改定と5類型の撤廃
・インテリジェンス・スパイ防止関連法案を速やかに成立
社会保障・外国人政策・飲食料品は2年間消費税ゼロ。国民会議でスケジュールと財源検討
・「給付付き税額控除」の制度設計
・医療費を年間4兆円以上削減し、現役世代の社会保険料年6万円引き下げ
・在留外国人の量的マネジメントを明記した人口戦略
憲法改正・政治改革・憲法改正発議のため必要な制度設計
・衆院議員の定数1割削減法案を次期国会で成立

参考:日本維新の会

国民民主党|つくろう新しい答え。

国民民主党は「もっと手取りを増やす。」をキャッチフレーズに、現役世代を中心とした支持の拡大を目指しています。

<国民民主党の衆院選公約のポイント>

物価高対策・経済・財政・社会保険料の還付制度を設立
・賃上げする中小企業の事業主負担を半減
・「子ども・子育て支援金」廃止
・「年収の壁」で所得税の基礎控除の所得制限撤廃
・住民税の控除額178万円に
・空室税の導入で投資目的の不動産売買を抑制
教育・教育国債を年5兆円発行し、教育・科学技術予算倍増
・3歳からの義務教育化、給食費を含む高校までの完全教育無償化
・最大150万円までの奨学金債務減免
外交・エネルギー・安全保障・レアアース採掘へ「海洋資源開発庁」
・原発の再稼働・リプレース・新増設
政治改革・企業団体献金の規制や政党ガバナンス強化

参考:国民民主党

参政党|ひとりひとりが日本

参政党は「日本人ファースト」を掲げ、既存政党に不満を持つ層を中心に支持拡大を目指しています。

<参政党の衆院選公約のポイント>

経済・産業・移民・消費税廃止・インボイス制度廃止
・積極財政による社会インフラ(上下水道、道路等)の再整備
・外国人総合政策庁を新設し、人口動態を含めた長期計画を基に、受け入れ総量と運用を厳格化
・不法滞在への取り締まり強化、外国人による不動産取得の厳格化
食料・エネルギー・医療・食料自給率を高める
・メガソーラーなどの再生可能エネルギ一推進を見直す
・過剰な医療から予防を重視した体制へ
教育・国家観・15歳までの子どもに1人あたり月10万円の「教育給付金」支給
・偏差値重視の教育から脱却
・国旗損壊罪を制定

参考:参政党

日本共産党|くらし 平和 人権 国民のためにブレずにはたらく

共産党は物価高対策や格差是正を前面に打ち出し、暮らしを重視する立場を明確にしています。

<共産党の衆院選公約のポイント>

経済・財政・消費税を5%に減税し将来は廃止。大企業優遇を見直し財源確保
・男女の賃金格差を是正
・軍事費の大増額に反対
安全保障・非核三原則の放棄を許さず、核兵器禁止条約への参加を求める
・安全保障関連法を廃止し、 安保関連3文書は撤回
・差別と分断をあおる極右・排外主義の政治に反対。尊厳が大切にされる社会の実現に努力
多様性・選択的夫婦別姓や同性婚を実現
政治の信頼回復・企業・団体献金は全面禁止
エネルギー・原発再稼働と新増設に反対

参考:日本共産党

れいわ新選組|日本を守る、とはあなたを守ることから始まる。

れいわ新選組は、消費税の廃止など生活に苦しむ人を支えることを重視した大胆な経済政策を掲げています。

<れいわ新選組の衆院選公約のポイント>

物価高対策・経済・財政・消費税は廃止し、全国民に一律現金10万円を給付
・季節ごとのインフレ対策給付金を支給
・全国一律で最低賃金1,500円
・現役世代の社会保険料負担を大幅に引き下げ
安全保障・安全保障関連3文書は廃止・撤回
エネルギー・原発は即時廃止し、政府が買い上げて廃炉
多様性・選択的夫婦別姓の実現と同性婚の法制化
外国人政策・外国から低賃金の労働力を受け入れる「移民政策」には反対

参考:れいわ新選組

日本保守党|日本を豊かに、強く。

日本保守党は保守的な価値観や国益を重視した政治を掲げ、保守層を中心とした支持の拡大を目指しています。

<日本保守党の衆院選公約のポイント>

日本の国体、伝統文化を守る・皇室典範改正
・夫婦別姓法案反対
物価高対策・経済・財政・酒類含む食料品の消費税0%
・電気料金の再エネ賦課金廃止
外国人政策・移民政策の是正
外交・安全保障・価値を共有する国々との外交を深化
・憲法9条改正

参考:日本保守党

社会民主党|いまだから社民党 あなたの税金は、あなたのために

社会民主党は高市政権への対決姿勢を示しながら、消費税の廃止や社会保障の拡充を通じて生活の安定を重視する立場を打ち出しています。

<社民党の衆院選公約のポイント>

物価高対策・経済・財政・消費税率ゼロ。財源は大企業の内部留保への課税や所得税、法人税の累進性強化、防衛費の引き下げ
・最低賃金全国一律1,500円以上
多様性・選択的夫婦別姓や同性婚の法制化推進
安全保障・普天間飛行場の辺野古移設に反対
・日米地位協定の抜本改正
・安全保障関連3文書の廃棄
・非核三原則の順守と核兵器禁止条約の批准
・スパイ防止法反対

参考:社民党

チームみらい|未来は明るいと信じられる国へ

チームみらいはほかの政党と異なり、消費税の見直しを公約に掲げていない点が特徴です。現役世代や子育て世帯の負担軽減などを通じ、将来への不安を減らすことを政策のポイントとしています。

<チームみらいの衆院選公約のポイント>

物価高対策・経済・財政・社会保険料引き下げにより働く人の手取りを増やす
・子どもの数に応じて親の所得税の税率を下げる「子育て減税」創設
・消費税は税率を維持
産業・教育・人工知能やロボット、自動運転など成長が見込まれる産業への支援と研究や技術開発に取り組む大学等への投資

参考:チームみらい

公約を比較して投票する政党を選ぼう

画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/3607816

今回の衆議院選挙では、消費税をはじめ、私たちの暮らしに直結する政策が数多く争点となっています。自分の一票がこれからの日本を左右するため、忘れずに投票に行きましょう。

投票先選びで大切なのは、「自分の生活や将来にとって、どの政策が合っているか」という視点です。各党の公約を比べたうえで、納得できる一票を投じましょう。