定期預金金利が上昇中!預け替えのタイミングは今?

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そこでこの記事では、定期預金の金利の推移や預け替え時のポイントを解説します。
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定期預金の金利は5年間で最大250倍に

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数年前まで「預けていても増えない」「普通預金とあまり変わらない」というイメージが強かった定期預金ですが、2023年以降は段階的に金利が上昇しています。例えば『三菱UFJ銀行』の『スーパー定期』の金利は次のように改定されています。
<三菱UFJ銀行 スーパー定期金利>
| 期間 | 適用金利(年利) | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| ~2020年4月 | 2020年4月~ | 2023年11月~ | 2024年3月~ | 2025年3月~ | |
| 1ヵ月 | 0.01% | 0.002% | 0.002% | 0.125% | 0.25% |
| 2ヵ月 | 0.01% | 0.002% | 0.002% | 0.125% | 0.25% |
| 3ヵ月 | 0.01% | 0.002% | 0.002% | 0.125% | 0.25% |
| 6ヵ月 | 0.01% | 0.002% | 0.002% | 0.125% | 0.25% |
| 1年 | 0.01% | 0.002% | 0.002% | 0.125% | 0.275% |
| 2年 | 0.01% | 0.002% | 0.002% | 0.125% | 0.325% |
| 3年 | 0.01% | 0.002% | 0.002% | 0.20% | 0.35% |
| 4年 | 0.01% | 0.002% | 0.002% | 0.20% | 0.375% |
| 5年 | 0.01% | 0.002% | 0.07% | 0.25% | 0.40% |
| 6年 | 0.01% | 0.002% | 0.07% | 0.25% | 0.425% |
| 7年 | 0.01% | 0.002% | 0.10% | 0.30% | 0.45% |
| 8年 | 0.01% | 0.002% | 0.10% | 0.30% | 0.45% |
| 9年 | 0.01% | 0.002% | 0.10% | 0.30% | 0.45% |
| 10年 | 0.01% | 0.002% | 0.20% | 0.40% | 0.50% |
出典:2020年4月 株式会社三菱UFJ銀行 円定期預金店頭金利変更のお知らせ
2024年3月19日 株式会社三菱UFJ銀行 円普通預金金利および円定期預金金利の改定について
2025年3月 株式会社三菱UFJ銀行 円定期預金金利の改定について
最も金利が低かったのは2020年4月から2023年11月で、この期間は預入期間にかかわらず年0.002%という超低金利でした。当時の普通預金金利(年0.001%)と比べると2倍の水準だったものの、利子はほとんどつかないような状態でした。
一方、2025年11月時点の10年もの定期預金の金利は年0.50%です。これは、最も低かった時期と比べて約250倍の上昇です。
定期預金の金利が上昇した理由
日本では、マイナス金利政策の影響で2016年頃から低金利が続いていました。さらに2020年には新型コロナウイルスの流行で経済が大きく落ち込み、景気を支えるために大規模な金融緩和がおこなわれました。これにより銀行の定期預金金利も引き下げられ、預入期間にかかわらず年0.002%ときわめて低い水準となりました。
その後、2023年には長期金利の上昇に合わせて5年以上の定期預金の金利が上がります。2024年には日本銀行がマイナス金利政策を解除したことで、すべての預入期間で金利が上昇。2025年にも引き上げがおこなわれており、今後もしばらくは上昇傾向が続くとみられています。
定期預金に100万円預けたら5年前と現在で利子はどれくらい違う?
最も金利が低かったときと現在では、利子にどのくらいの差が出るのでしょうか。預入期間1年、預入金額100万円で計算してみました。
| 金利(単利) | 利子 | 税引後 | |
|---|---|---|---|
| 2020年11月 | 0.002% | 20円 | 16円 |
| 2025年11月 | 0.275% | 2,750円 | 2,191円 |
金利が0.002%から0.275%に上がると、利子は137倍になります。預入金額にもよりますが、「ほとんど増えない」から「意外と利子がつく」くらいに感じられるのではないでしょうか。
さらに、預け入れ金額が大きかったり長期間預けたりすると、この差は一段と広がります。すでに定期金利に預け入れの方は、今の金利でどれくらい増えるのか一度見直してみると良さそうです。
定期預金の解約方法
今より金利が上がるなら、預け替えしたいと考える方も多いと思います。そこで、定期預金の解約方法について知っておきましょう。
定期預金の解約には、主に次の3種類があります。
- 中途解約
- 満期解約
- 解約予約
それぞれどのように違うのか見ていきましょう。
「中途解約」は満期になる前に解約
中途解約は、定期預金の満期を迎える前に解約する方法です。定期預金は一定期間お金を引き出さない代わりに、普通預金より高い金利が設定されているため、満期前に解約すると当初より低い金利が適用されます。
「満期解約」は満期を迎えるときに解約
満期解約は、定期預金が満期になった時点で解約する方法です。定期預金を始めるときに「自動解約」を選んだ場合は満期になると自動で解約となり、元本と利息は普通預金に入金されます。
「解約予約」は定期預金を継続せずに解約
満期時の取り扱い方法を「自動継続」にしていると、満期後に同じ条件で定期預金が継続されます。継続せずに解約したい場合は、事前に満期日に解約する予約をします。
定期預金を中途解約する場合の注意点
満期解約や解約予約で解約する場合は満期まで預け入れることになるため、定期預金の金利がそのまま適用されます。そのため、満期が近い場合は途中で解約せず、満期まで待つほうが有利です。
満期まで先が長い場合は、次の点に注意して中途解約も検討してみましょう。
中途解約は低い金利が適用される
中途解約すると「中途解約利率」という元の金利より低い金利が適用されるため、受け取れる利子は少なくなります。
さらに中間利息を受取っている場合は、受け取った利子と中途解約利息の差額が清算され、差額の支払が必要となるケースもあります。
中途解約が原則できない定期預金もある
一般的な定期預金は、手数料無料でいつでも中途解約できます。
ただし、金融機関によっては、原則中途解約ができない特殊な定期預金もあります。また、中途解約できたとしても解約費用が発生し、元本割れする場合もあります。
途中解約がおすすめなのはどんなとき?
金利が低く預入期間が長いケースは、途中解約して預け替えたほうがお得な場合が多いです。
次の条件で満期まで預けた場合と、預入後1年で中途解約して預け替えた場合を比較してみましょう。
<当初の定期預金>
- 預入金額:100万円
- 金利:年0.2%(単利)
- 当初預入期間:10年
- 中途解約利率:約定利率×50%
<預け替え後の定期預金>
- 預入金額:100万円
- 金利:年0.275%(単利)
- 預入期間:1年
■満期まで預けた場合の利子
10年で20,000円(税引前)
■1年で途中解約した場合の利子
1年で1,000円(税引前)
■預け替えした場合の利子
1年で2,750円(税引前)
預け替え後9年間継続した場合、単純計算でも2,750円 × 9年 = 24,750円です。
途中解約時の利子1,000円を合わせると合計 25,750円(税引前)となり、預け替えしない場合より利子は多くなります。
定期預金をお得に預ける方法
せっかく定期預金にするなら、できるだけお得に預けたいもの。ここでは、定期預金を賢く利用するためのポイントを紹介します。
複数の銀行の定期預金金利を比較する
定期預金の金利は銀行ごとに異なるため、複数の銀行の金利を比較して最も金利の高いプランを選ぶことが大切です。特にネット銀行はメガバンクより高い金利を提示していることが多く、より有利に預けられる場合があります。
キャンペーンを活用する
銀行によっては、期間限定で金利上乗せキャンペーンを実施することがあります。通常より大幅に高い金利が設定されるケースもあるため、ホームページなどでキャンペーン情報をチェックしてみましょう。
特にボーナス時期は、多くの銀行がキャンペーンを実施します。また、新規口座開設や他行からの振込、アプリ利用など、条件を満たすと金利が上乗せされる場合も多いです。金利や適用条件を確認しながら、積極的に活用しましょう。
金利上昇局面では長期の預入期間は避ける
定期預金は預入時の金利が満期まで固定されるため、金利が上がっている時期に長期で預けると、その後の金利上昇のメリットを受けられません。そのため、金利上昇局面では1年など短めの期間で預け入れ、満期ごとにより高い金利の商品に乗り換えるのが良いでしょう。
金利上昇に合わせて定期預金も見直そう!

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定期預金金利は、2023年頃から段階的に上昇しています。「定期預金にしてもほとんど利子はつかない」と思っていた方も、資産形成方法のひとつとして検討してはいかがでしょうか。
長期で預けている場合は中途解約して預け替えたほうがお得なケースもあります。預入時の金利と現在の金利と比較して、どちらが多く金利がつくか確認してみましょう。また、預け入れ時は複数の銀行の金利を比較し、期間限定の金利上乗せキャンペーンなどを積極的に活用することが大切です。