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2025/08/04

夏の大阪・関西万博は夜がおすすめ!夕方から入場するメリットや夜限定のイベントを紹介【大阪・関西万博2025】

画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/2462571

大阪・関西万博は、7月13日で会期の半分が過ぎて残り3ヵ月となりました。「そろそろ行かないと」と考えている人も多いのではないでしょうか。とはいえ、暑さや混雑など心配な点があるのも事実。そこで注目したいのが、夕方からの来場です。

この記事では、夕方からの来場がおすすめな理由や夕方以降におこなわれるイベント、夜こそ訪れたいパビリオンなどを紹介します。
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大阪・関西万博で夕方からの来場がおすすめな理由

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夕方からの来場がおすすめな理由は、主に次の5つです。

  • 強い日差しが避けられる
  • チケット代が安い
  • 夜限定のイベントやライトアップが魅力的
  • 日中より混雑が緩和される
  • 万博以外の観光も楽しめる

それぞれ詳しく見ていきましょう。

強い日差しが避けられる

夏の万博の心配事といえば、強い日差しや暑さではないでしょうか。万博会場内は日陰が少ないうえに屋外にいる時間が多く、日中は体力を奪われがちです。

夕方以降の来場なら、日差しが和らいでぐっと過ごしやすくなります。熱中症のリスクが下がって日焼けの心配もなくなり、日傘や帽子などの荷物を減らせるのもメリットといえるでしょう。

チケット代が安い

現在販売中の万博の入場チケットは、次の3種類です。

チケットの
種類
入場可能な時間料金
大人
(満18歳以上)
中人
(満12-17歳)
小人
(満4-11歳)
一日券いつでも入場可能7,500円4,200円1,800円
平日券平日ならいつでも入場可能6,000円3,500円1,500円
夜間券17時(キャンペーン期間中は16時)以降入場可能3,700円2,000円1,000円

出典:入場チケットの種類・価格


夜間券は一日券の半額以下で購入できるため、リーズナブルに万博を楽しみたい人におすすめです。「トワイライトキャンペーン※」により入場時間が17時から16時に繰り上げられたことで、さらに1時間分お得になりました。

コストを抑えて万博を楽しめるので、ちょっとだけ体験してみたい方や興味はあるけれど迷っている方にもおすすめです。

※終了日未定(当面の間実施)

夜限定のイベントやライトアップが魅力的

夜の万博には、昼間とは違った魅力がたくさんあります。各国のパビリオンは美しくライトアップされ、会場全体が幻想的な雰囲気に包まれます。

また、従来からの「アオと夜の虹のパレード」や「ドローンショー」といった夜間イベントに加え、夏休み期間中は毎晩花火も打ち上げられます。

朝から来場して夜のイベントを楽しむのは体力的にハードですが、夕方からなら夜の万博を無理なく楽しめます。

日中より混雑が緩和される

万博会場は午前中から昼過ぎにかけて来場者が集中し、人気パビリオンでは入場までに数時間かかることも珍しくありません。しかし、17時を過ぎると団体客や小さな子ども連れが帰り始めるため、会場全体の混雑は徐々に緩和されていきます。

待たずに入れるパビリオンも多くなるため、夕方以降の来場は万博を効率的に楽しみたい方にもおすすめです。

万博以外の観光も楽しめる

万博会場は、大阪市内の主要な観光地からおおむね1時間程度で来場できます。このため、「大阪に行くなら、万博だけでなくほかの観光も楽しみたい」という方にも、夕方からの来場はおすすめです。

日中を水族館など涼しい屋内スポットで過ごせば、夕方からの万博に向けて体力を温存できます。

夜限定の万博イベント

大阪・関西万博は、夕方以降の来場者を増やすために夜限定のイベントにも力を入れています。ここでは、特におすすめしたい夜のイベントを3つ紹介します。

ミニ花火大会|夏休み期間は毎日が花火大会!

7月19日(土)から8月31日(日)までの夏休み期間中は毎晩「ミニ花火大会」が開催され、大屋根リングの南側の夜空に大輪の花を咲かせます。打ち上げ時間は7月中が19時57分頃から、8月以降は決定し次第大阪・関西万博公式サイトで発表されます。

このうち、7月26日(土)~31日(木)、8月1日(金)~22日(金)、8月24日(日)~31日(日)は「夏休みEXPOミニ花火」として、オフィシャルテーマソング「この地球(ほし)の続きを」をBGMに約140発の花火が打ち上げられる予定です。

なお、夏休み期間中の8月23日(土)と9月27日(金)・10月8日(水)の3日間は、特別企画「JAPAN FIREWORKS EXPO」が開催予定。全国の花火師が万博のために制作した「芸術玉」が打ち上げられます。

毎晩2回の人気ショー| アオと夜の虹のパレード

水と空気のスペクタクルショー「アオと夜の虹のパレード」は、300基の噴水やウォータースクリーン、レーザー、炎、音楽を駆使した壮大な物語が繰り広げられます。開催を一時見合わせていましたが、安全性が確保できたため7月11日より再開されました。

ショーは約25分間のプログラムで、19時30分(9月以降は19時10分)からと20時30分からの毎晩2回実施されます。見やすい場所で座って鑑賞するには予約が必要ですが、立ち見の自由観覧エリアがあるほか、大屋根リングの上からも見られます。

ドローンショー|万博の締めくくりに

夜の万博のフィナーレを飾るのが、20時57分頃からスタートするドローンショーです。会場全体で開催される光と音とテクノロジーの織りなすスペクタクルショー「One World, One Planet.」の演出のひとつで、1,000機のドローンが「つながりの海」の上空に幻想的な世界を描き出します。

会場の広範囲から観覧可能ですが、特におすすめの観覧スポットは大屋根リングの上段です。ただし、上段に登れるのは20時45分までなので、早めの移動がおすすめです。

夜こそ訪れたい万博パビリオン

画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/32536272

夜のパビリオンは、趣向を凝らしたライトアップで昼間とは異なる表情を見せてくれます。さらに、パビリオンによっては夜限定のショーが楽しめたり、昼間より入場しやすくなるなど、夜ならではの魅力があります。

そこでここからは、夜こそ訪れたいおすすめの人気パビリオンを3つご紹介します。

日本館|19時以降は予約なしで入場可能

「いのちの循環」をテーマにした「日本館」は、人気ランキングでも常に上位に入る注目パビリオンです。入館には予約が必要ですが、19時以降なら予約なしで入場できます。

ただし、18時頃から並び始める人が多く、一定人数に達すると列に並ぶこと自体が締め切られるため、早めの行動がおすすめです。

サウジアラビアパビリオン|ライトアップが幻想的

万博会場内で、日本館に次いで2番目の大きさを誇る「サウジアラビアパビリオン」。スーク(市場)を散策するように巡るうちに、まるで現地を旅しているかのような気分が味わえます。

夜になると建物にプロジェクションマッピングが施され、毎晩ショーもおこなわれます。夕方以降は待たずに入れることも多く、実際に訪れた方からは「ライトアップがきれいで夜に行くのが正解」「満足感が高くタイパが良い」などの声も上がっています。

チェコパビリオン|万博夜景を楽しみながら元祖ピルスナーを味わえる

非日常の空間でお酒を味わえるのも、万博の醍醐味です。アルコールを提供する海外パビリオンも多く、異国情緒あふれる一杯と出会えます。

特にビール好きにおすすめなのが「チェコパビリオン」。屋上にあるルーフトップバーでは、万博のきらびやかな夜景を楽しみながらピルスナーの元祖「ピルスナー・ウルケル」が味わえます。

夏場は夜万博がおすすめ!

大阪・関西万博は22時閉場のため、夕方から来場しても十分満喫できます。夜間券は通常の半額以下なので、コストを抑えて楽しみたい方にもおすすめです。

混雑が落ち着いて人気パビリオンにも入りやすくなるうえ、日差しが和らぎ過ごしやすいのも魅力です。さらに花火やドローンショーなど予約なしで楽しめるイベントも充実しているので、この夏は夜の万博に足を運んでみてはいかがでしょうか。


※イベントの時間等は変更になる場合があります。最新の情報は大阪・関西万博公式サイトでご確認ください。

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