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2025/04/11

毎月1万円の配当金ゲット!必要な金額と投資のコツを紹介

毎月1万円の配当金が入ってくる状況をつくるには、投資金額がいくら必要になるのでしょうか。まずは配当利回りが何%の銘柄に投資したら良いのかを確認して、次に投資のコツを紹介します。

毎月1万円の配当金を得るのに必要な投資金額

株式投資で毎月1万円の配当金を得るには、配当利回りに応じた資金が必要になります。配当利回りは、以下の計算式で計算できます。

<配当利回りの計算式>
1株あたりの年間配当金÷株価×100=配当利回り

配当利回りごとに必要になる投資金額は、以下の通りです。手数料などの取引コストは含まず、配当金に税金はかからないものとします。また、受け取った配当金を再投資しない場合を想定して計算しています。

配当利回り月1万円の配当に
必要な投資金額
1%1,200万円
2%600万円
3%400万円
4%300万円
5%240万円

東証プライムの予想平均配当利回りは2.61%(2025年2月21日時点)です。この利回りで月1万円の配当金を目指す場合は、約460万円の投資金額が必要になります。

<配当に税金はかかる?>

通常、株式の配当金には20.315%の税金がかかるため、配当が1万円の場合手取りは8,000円弱です。ただし、NISA口座内で購入した株式の配当は、受取方法を「株式数比例配分方式」にすることで非課税で受け取れます。

関連記事:いまさら聞けない「新NISA」の基本!お得な理由や初心者におすすめの商品選びも解説

毎月1万円の配当金を得るのに必要な銘柄数

年間12万円ではなく、毎月1万円ずつ配当金を得るにはどのような方法で投資をすれば良いのでしょうか。配当頻度を「中間配当・期末配当」の年2回、各銘柄の配当金を1万円とすると、単純計算で最低6銘柄が必要になります。

<毎月1万円の配当金を得るイメージ>

  • 1月と7月  :A社から1万円が配当される
  • 2月と8月  :B社から1万円が配当される
  • 3月と9月  :C社から1万円が配当される
  • 4月と10月:D社から1万円が配当される
  • 5月と11月:E社から1万円が配当される
  • 6月と12月:F社から1万円が配当される

配当頻度や利回りを考えると、上記のように理想的な銘柄が見つかるとは限りません。そのため、以下で紹介する内容も参考にしながら、少しでも選択肢を増やしましょう。

決算月が3月の銘柄が多い

日本の決算月は、3月に集中しています。この理由は公的機関の会計や教育機関の年度、税制改正などに合わせるためといわれています。

基本的には3月・9月が権利確定月(※)となるため、他の月に配当金の権利を受け取れる銘柄は見つけづらい傾向にあります。目的に合った銘柄がどうしても見つからない場合は、配当金が重複する月をつくることも視野に入れましょう。

(※)配当金や株主優待の権利が与えられる時期のこと。配当金・株主優待を得るには、権利確定日の2営業日前まで銘柄を保有する必要がある。

配当金を年4回出す銘柄もある

国内株には、配当金を年4回出す銘柄がいくつかあります。

<四半期配当実施企業の例>

銘柄名(銘柄コード)権利確定月
リンクアンドモチベーション【2170】3月末、6月末、9月末、12月末
コムチュア【3844】3月末、6月末、9月末、12月末
GMOフィナンシャルホールディングス【7177】3月末、6月末、9月末、12月末

(※2025年2月時点での情報)

年4回の配当がある銘柄を選ぶと、毎月1万円の配当金を得るために必要な銘柄数を減らせるかもしれません。

決算月によって、配当金を出す銘柄数に偏りがある

日本では3月決算の上場企業が多いため、月によって配当金を出す銘柄数には偏りがあります。年4回の配当金がある銘柄についても、権利確定月は「3月末・6月末・9月末・12月末」が基本です。

そのため、毎月1万円の配当金を目指している人は、上記以外を決算月に設定している銘柄を探しましょう。なお、配当金の支払いは決算月の2~3ヵ月後になることが多いため、その点に注意しながら投資を行なってください。

配当株投資の注意点

配当株投資でリターンを安定させるには、以下のリスクを意識する必要があります。

<配当株投資のリスク>

  • 減配リスク  :業績悪化などの影響で、配当金額が減る。
  • 価格変動リスク:株価が下がることによって資産が減る。

減配リスクについては、業績の振れ幅が小さく、継続的に成長している大企業を選ぶことで抑えられます。少なくても10年単位で売上高と営業利益が右肩上がりに上昇しているのかを確認しましょう。

価格変動リスクについては、時価総額が大きい銘柄(1,000億円以上)を選ぶことで抑えられます。時価総額が大きいと、小さい銘柄と同じ変動率でもより多額の資金が必要になるため、変動率が小さくなる傾向があります。ただし、株価には複数の変動要因があるので、時価総額はあくまで判断材料のひとつとして考えましょう。

この他にも、配当方針を確認することも大切です。公式サイトや決算説明資料の中で配当方針を公開している銘柄もあるので、あわせて確認しましょう。

配当株投資は継続することが大切

配当株投資を始めると、株価の下落によって損失が出ることもあります。安定して業績が伸びており、かつ継続的に配当金を出している銘柄を長期保有すれば、トータルのリターンがプラスになる可能性が高くなります。

配当株投資では継続が大事になるため、長く応援したい銘柄や業績の成長が期待できる銘柄への投資を考えてみましょう。

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